ひとりで決め続けてきた私が、「社長の参謀室」を始める理由

■ 経営の判断に、正解は書いてありません

商売のやり方は、本にも書いてあります。
検索すれば出てきますし、いまはAIも答えてくれます。

けれど、経営の判断はそうはいきません。

「この設備投資は、いま踏み込むべきか」
「この人を採用して、抱えきれるか」
「銀行に、どこまで話すべきか」
「この事業から、そろそろ引くべきか」

答えは、会社ごとに違います。
同じ状況は二度とありません。
そして、決めるのはいつも社長ひとりです。

■ 私は、ひとりで決め続けてきました

信用金庫で融資と事業所渉外を経験したあと、私は起業しました。
段ボールトムソン箱の製造販売会社を、25年間経営しました。

資金繰りに追われた時期があります。
人が採れず、採れた人が辞めていった時期もあります。

そのたびに、ひとりで決めてきました。
そして最後に、事業をたたむ決断をしました。

幹部に不安を見せれば、社内が動揺します。
家族に話せば、心配をかけるだけです。
同業者には、弱みを見せられません。

相談できる相手がいれば、と何度も思いました。
けれど、誰に何を聞けばいいのかも分かりませんでした。

いま振り返れば、判断を誤ったことも、決められずに時間を失ったこともあります。
その多くは、能力の問題ではなく、考えを整理する相手がいなかったことによるものでした。

■ 8,200件の面談から見えてきたこと

2016年から2025年まで、滋賀県産業支援プラザで創業支援と経営相談に携わりました。

2019年には創業プラザしがの創設を提案し、初代のインキュベーションマネジャーとして立ち上げと運営を担当しました。
2020年にはコワーキング施設の設置を、2021年には共同オフィス型の拠点を提案し、開設まで進めました。

在任中、相談者は約1,000者、面談は約8,200件を超えました。
拠点の責任者だった6年間は、月に100件以上の面談を続けていました。

その中で、はっきり分かったことがあります。

社長は、立派な答えを求めているのではない、ということです。

ほとんどの社長は、すでに自分なりの考えを持っています。
ただ、それが正しいのか確信が持てない。
言葉にしてみたいが、社内には話せる相手がいない。

だから決めきれず、時間だけが過ぎていきます。

一緒に考える相手がいるだけで、決断の質もスピードも変わります。
私は、それを8,200件の現場で何度も見てきました。

■ 助言は「言うところ」で終わってはいけない

コンサルタントに相談すれば、立派な資料が出てきます。
分析も、戦略も、正しいことが書いてあります。

けれど社長の本音は、たいていこうです。

「で、これは誰がやるのか」
「うちの会社で、本当にできるのか」
「来週の会議で、何をどう言えばいいのか」

提案は、置いて帰った時点では何も変えません。
決めて、動いて、社内に定着して、はじめて意味を持ちます。

だから私は、決まるところまで、そして動き出すところまで一緒にいます。

■ 「ひとりで決める」から「一緒に決める」へ

社長の参謀室でやることは、シンプルです。

・ 頭の中にある漠然とした不安を、言葉にする
・ 論点を整理し、決めるべきことを絞る
・ 判断材料となる数字を確認する
・ 決めたことが動き出すまで、隣で見届ける

必要であれば、経営会議に同席します。
幹部との対話にも、金融機関との場にも入ります。

社長がひとりで抱えている場面に、もうひとり入る。
それが参謀室の役割です。

■ 実務の代行はしません

ここは、はっきりさせておきたいところです。

記帳も、資料の作成代行も、営業の代行もしません。

現場には入ります。社長と一緒に手を動かして考えます。
けれど、実務そのものを引き受けることはしません。

作業を引き受けてしまうと、会社に力が残らないからです。
私がいなくなった瞬間に止まる会社をつくっても、意味がありません。

私の役割は、社長が決断するための相手であり、その決断が実行に移るまでの伴走者です。

■ 「経営基盤室」の上位版ではありません

先日、創業前後から5年程度の方に向けて「小さな会社の経営基盤室」を始めました。
そちらは、経営の型を身につけ、自分で数字を見て決められるようになるための場です。

参謀室は、その上位版ではありません。

対象が違います。
すでに何年も事業を続け、それなりの規模と責任を背負ってきた社長が対象です。

関わり方も違います。
基盤室が「学ぶ場」であるのに対して、参謀室は「決める場」です。

どちらが上ということではなく、必要なものが違うだけです。

■ 少数と、長く深く付き合います

参謀室は、多くの会社とお付き合いできる仕組みではありません。

社長の頭の中を理解し、会社の数字を把握し、社内の人間関係まで分かったうえでないと、意味のある助言はできないからです。
それには時間がかかります。

ですので、お受けできる社数には限りがあります。
そのぶん、一社ずつ深く関わります。

■ こんな方に来ていただきたい

・ 従業員50人以下で、決断をひとりで抱えている社長
・ 相談相手はいるが、本音を話せる相手がいない方
・ 数字は見ているが、次の一手に確信が持てない方
・ 幹部を育てたいが、どこから手をつけるか迷っている方

逆に、次のような方には向いていません。

・ 実務を代行してほしい方
・ 正解だけを教えてほしい方
・ すぐに結果が出ることを求める方

経営が変わるには、どうしても時間がかかります。
ですので、契約は6か月からとさせていただいています。

■ ひとりで背負わなくていい

25年間、私はひとりで決めてきました。
その孤独を知っているから、同じ立場の方の隣に立ちたいと思っています。

答えを渡すことはしません。
一緒に考え、悩み、決めるまで隣にいます。

料金は案内ページにすべて掲載しました。
初回の30分は無料です。

まずは、いま抱えていることを聞かせてください。
言葉になっていない段階で構いません。

孤独な経営に、右腕を。

▼ 社長の参謀室 案内ページ
https://partners.jp.net/sanbousitu.html

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